フェルマーテスト

確率的素数判定法の一つ

Fermat's little theorem: 素数  pと互いに素な a a^{p-1} \equiv 1 \mod p

対偶を取ると

 pと互いに素な a a^{p-1} \not\equiv 1 \mod pなら p素数でない

ということで、判定したい値 nに対して適当に a < nを持ってきて

と判断できる。 a^{n-1} \equiv 1 \mod nのとき、そうなったのは n素数だからなのか、たまたまそうなったのかはわからないが、様々な aに対して繰り返し判定を行うことで、精度を高めることができる

ところで、フェルマーテストを確実に通過する合成数 カーマイケル数もある